新型出生前診断 国によって費用など対応に違い

新型出生前診断が日本で実施され始めて半年以上がたちました。

今までに3000人以上が検査を受けたと推定されています。

この3000人以上の方たちが、検査結果を受けてどういった結論を出されたのか・・・。

この新型出生前診断は様々な国ですでに実施されているものですが、国によって費用など対応が違うようです。


まず、日本では、実施は遺伝カウンセリング体制のある施設で臨床研究として実施されています。

指針については、国レベルでは決めておらず、日本産婦人科学会が策定しました。
(ただし、厚生労働省がオブザーバー参加しています。)

費用は21万円。保険はききません。

基本的に、障害があることを理由に中絶することは合法化されていませんが、事実上は容認されているようです。


アメリカでは、妊婦が胎児の状況を知る権利があると考える人が多いそうで、検査も自由に受けられるそうです。

保険も適用されて、費用は8万~19万円。

障害を理由とする中絶については、州によって合法化されているところとそうでないところがあります。


ドイツでは、遺伝カウンセリングが法律によって義務化されています。

国レベルで運用方法が議論されている点で、他の国より進んでいる感じがしますね。

費用は11万円、保険はききません。

障害を理由とする中絶については、合法化されてないけど実質容認されています。

イギリスでは、民間機関が診断を実施していますが、公費とする議論もされているようです。

検査費用は保険がききませんが、6万円とかなり安くできるみたいです。

障害を理由とした中絶に関しても合法化されているそうで、積極的な印象を受けます。

6万円であれば、比較的検査を受けやすいですよね。

2011年のデータによれば、出生前診断でダウン症がわかった胎児の9割が中絶されているそうです。

このデータにはかなり驚きます・・・。


日本でも、恐らくこれから新型出生前診断が広がっていくと思うのですが、個人的にはイギリスのような状況にはなってほしくないな、と思います。

また、カウンセリングの体制をきっちり整えてから行うようにしなければ、安易な決断が増えてしまうと思うんですよね。

私の周囲にもダウン症のお子さんを持つママがいますが、やはり生まれてきた子どもはかわいいと言ってますし、ダウン症の方でも障害を乗り越えて前向きに楽しく生きていらっしゃる方が大勢いることを考えると、診断結果で中絶する人が増えてしまうことはどうかな・・・と考えてしまいます。

それよりも、障害のある方やその家族を支援する体制を整えることのほうが大切なんじゃないかと思います。


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このページは、2013年12月 2日 07:04に書いたブログ記事です。

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