ソーシャルスキルトレーニング アスペルガー症候群の子どもの支援

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アスペルガー症候群の子どもは人との関わりが苦手です。

そのため、社会性におけるスキルを身につけておかないと、
人とのコミュニケーションがうまくできなかったりしてトラブルの原因となってしまいます。

ソーシャルスキルトレーニングは平たく言えば、人との関わりにおいて
適切なやり取りができるようになる技術を身につけるためのトレーニング。

例えば、友達がおもちゃを貸してと言ってきたらどんな対応をするか、
友達のおもちゃを壊してしまったらどんな対応をするか、とか
そういったことですね。

昨日、発達障害の子どもを持つお母さん方の集まりに行ってきました。

息子が小児科の先生に話しかけられても先生の方を向いて話を聞かないとか
担任の先生に対しても、先生を方を向いて返事しない、
視線を合わせられないのは仕方ないにしても、せめてその人の方に体を向けてくれないと
社会に出てから「人の話をまともに聞いてない」って言われるようになってしまう、
という相談をしました。

先生からは「ソーシャルスキルトレーニングをしたほうがいいのでは?」と言われ、
さらにうちの子の場合は「専門家にやってもらったほうがいいのでは?」と言われました。

以前、ソーシャルスキルトレーニングの本を購入して、
子どもを本を見ながらやってみたのですが、子どもは「わからん」といって
まともに練習しようとしてくれませんでした。

そういった経緯もあり、自宅では恐らくうまくいかないだろうということで
専門家によるトレーニングが望ましいということでした。

私達が通える範囲でそういったことをやってくれる場所があるのかどうかは
調べてみないとちょっとわからないのですが、来月病院に行くので、
その時、病院の先生にも聞いてみようと思います。

ただ、連れて行くにしても警戒されて行かないかもしれないので、
ご褒美などここは物を使う必要があるかもしれませんけど・・・。

ソーシャルスキルトレーニングは本などもたくさん出ていて、
専門家でなくても自宅や学校で行うことができます。

こういう場合はこういう言動をとりましょう、ということを
パターンとして教え、練習し、実際の生活で実践していくことで
社会の中でうまくやっていくためのスキルを身につけていきます。

例えば、なぜ人が嫌がる言葉を言ってはいけないのか?
ってなった時に、相手の立場になって考えればわかるでしょ?っていうのは
人の感情を理解するのが苦手なアスペルガー症候群の子にとっては難しいです。

なので、そういうことはとりあえず置いておいて、
パターンとして覚えることが必要なんですよね。

昨日のお話会ではNHKの番組「あさイチ」で放送された
大人の発達障害(ADHDやアスペルガー症候群)についての回を録画したものを
見たのですが、アスペルガー症候群であることを幼少期に見過ごされて成長した
場合、その影響として、いじめを経験した割合が80.8%(診断ありの人は35.7%)にものぼるという結果がでていました。

ですので、できるだけ早くに気付き、適切な療育を受けることは大事なんですね。

ソーシャルスキルもそのうちの一つ。

人との関わりにおいてトラブルが起きてからその都度教えるというのもありですが、
トラブルにならないような対応の仕方を事前に学び習得するということも、
社会の中でうまくやっていくためには必要なことですね。

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このページは、2012年7月21日 04:53に書いたブログ記事です。

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